東京勉強会Zoom会議

新型コロナウイルス感染症拡大のため、
東京勉強会が開催できない状況の中、
オンラインでの勉強会を開催いたしました。
横山先生からもアドバイスをいただきながら、
各地域の現状報告や、子どもの心を中心として
今後の課題などについて話合いを行いました。
東京勉強会ZOOM会議(報告)0525.pdf

今後の状況は見通せてはおりませんが、
引き続き何らかの形で皆様と勉強ができるように、
工夫していきたいと思います。

 

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2017/04/19

4月15日(第49回)

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平成29年4月15日(土) 第49回 東京勉強会
参加者35名

杉並区立阿佐ヶ谷中学校 14:00から



教育勅語の問題について
 教育勅語は戦後失効している。失効の国会決議がある
 戦前の教育は勅諭(天皇が直接下す)が原則
 戦後は法律主義 
     教育基本法
     学校教育法
     学習指導要領
 戦前は臣民 戦後は国民
 日本国憲法では、国民主権と不戦の平和主義
 愛国心における愛とは既存のものをそのまま受け入れるものではない
  もっとアクティブなもの、愛するに足るものにしていこう
  祖国=父や母、祖父母が住んでいた国のこと
  祖国の文化や伝統を尊重してそこを愛すべきものにしていこう
 最近の保守は復古主義的、軍事的な愛国心ではない
 道徳の内容項目にある国、そういう国を作ってきた。
 教育勅語の中には
  父母ー孝
  兄弟ー友
  夫婦ー和
  朋友ー信
  己 ?恭・博愛  これらは儒教的徳目 ものごとを決めていく順位付け
 律令国家の成立時代、唐の律令を導入 大宝律令(残ってない)養老律令(残ってる)
 養老律令には縦の倫理、上下関係を入れる。 兄が弟を殴るよりも弟が兄を殴る方が罪が重い。
 西田幾多郎は父との関係でこれに苦しむ
 当時は「人倫の基本は父子なり」であったが
 西田は「人倫の基本の夫婦なり」という

道徳授業の質的転換について
 今までがんばってきた人は変わってはいけない
 目標にあるのは道徳性の育成 道徳性は心情(情)、判断力(知)、実践意欲(意)。
 道徳的価値を問うているのかという反省→「心情を問うてばかり」という文言が
 →「心情と問うてはいけない」に変質してしまっている
 どうするかを問わなければならないというが、道徳的価値にからめているか

先生が深いものをもっているときに、生徒は深い学びを得る
言葉は文化。文化の表れ 言葉には浅い、深いがある

ソクラテスはプラトンとアリストパネスの作品に登場する。

 本の紹介
 「いきの構造」 九鬼周造
  藤田正勝の注釈のついた講談社学術文庫が読みやすい
 「道徳感情論」 アダムスミス
  シンパシーでとらえている。 講談社学術文庫
 「人間の学としての倫理学」 和辻哲郎
 「善の研究」 西田幾多郎
 「三太郎の日記」 阿部次郎 
  この3つが大学生の必読書といわれたものだった

お話の後、生徒の感想から生徒の心をどうとらえ、返すのかについて
演習をしました。

生徒・児童の感想をどう読むか
 感想に線を引いたり、コメントしたりするときに、ルーティーンだったりするもの
 心がこもってないものは、子どもは見抜くものである
 子どもが強調したところは、子どもの気持ちが入っているので線を引く
 「関係は一生切れることはないから」という文であれば、一生という言葉に線をする
 ことで、深さが強調される、伝え方の工夫になる。
 子どもの思いがこもりすぎると、意味が通らないものになりがち。
 返してもらったときに、もう一度学びがあるチャンスととらえて線を引いたりコメントする。
 先生の観点、評価の観点があると、それに沿っているかどうかでみてしまいがちでよくない。
 子どもが育てばよい。
 書いている生徒の頭を想像してみることが大切
 道徳の評価は簡単にはできない。
 評価する以上は真剣でなければならない。

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